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XIV.実践する組織は何
(どのような組織を作って実践するのか)

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本来、国というものは総ての人の生命と自由と公平を守る為の組織でした。(「起源意識」の統治システム)

国という概念は大変優れていて、宗教団体や思想団体、
各種法人などとは違い、誰もが国に従うことが当たり前であることを、
可能な限り矛盾無く教育し納得させるシステムです。
ただしこの仕組みを牛耳る者が出てくると、
支配者と奴隷の関係が発生し、不平等が始まり争いが起こります。

そして今日、「自我」がこのシステムを乗っ取ったのです。(「自我」が「起源意識」になり代わり、無理やり創った権の統治社会)

国家自体を「自我」に乗っ取られている為にシステム全てが「自我」中心になり、政治家も官僚も国民も総てが「自我」の奴隷となっているのです。

「自我」は国を公と呼び、国としての正義と合法を語っています。
ここに「起源意識」の国というものが提唱され、
建国されるべき時代的要請があります。
これは「自我」にとっては自業自得に値します。

「自我」が乗っ取った国家と「起源意識」の国(宇宙国)が同じである限り(両方共に概念)、「起源意識」の国(宇宙国)を否定したり、反論したり、要請を無視したりすれば即、自己否定をする事態に陥ります。(自己矛盾が起きる)

所詮、国などというものも、人として生きるということも、とても簡単なことなのです。(支配することなく理想を実現できる唯一の方法)

そこで、世の中で最大の領土(地球も領土内)を有する宇宙国の建国をお許し頂き(コンセプトとして)、その中に居る人々総てを宇宙国公務員(「起源意識」の国のその人本来の務め=天職を果たす)とお考え頂き、宇宙国憲法をもって統治する宇宙国が、何所かに申請を出す事も、誰かに許可を取る事も無く、歴史の必然性が満ちた時に創建されるということがあっても何ら不思議はありません。

宇宙国の成立機序が現在の国と寸分たがわなければ、
基本的に現在の国と同じ政府活動が可能であるということです。

理解の可否ではなく物事の原理や道理が同じならば、
国の規模(面積や国民数)がどうであろうと関係ありません。
例えばバチカン市国などは、面積が東京ディズニーランドと同等で、
国民の数は僅か千人程度しか居ないにもかかわらず立派な国家として通用しています。

またイギリスには国民が数十人の国が誕生していますが、
大衆の認知度と政治的背景で存在は決定されているようです。

宇宙から地球を眺めてみれば世界の大陸など、例えば北アメリカにして日本の北海道、ユーラシア大陸は日本の本州、オーストラリア大陸にして日本の四国、アフリカ大陸にして日本の九州程度です。また南アメリカにしても台湾程度の規模であり、とにかく現時点での人類のスケールは、あまりにも小さすぎます。

地球を一つの国とみなし気候風土(経度・緯度)を考慮した上で世界を数ブロックに分節化し、多極的でありながら社会の基本構造はUni‐Earth City(小単位の自給圏経済に基づいたコミュニティ)を基盤にしたシステムで維持管理運営を行い、全体としては地球国(Uni‐Earth Cityの連邦、グローバル化による大きな単一政府)となることで皆が地球人となれます。

地球国の中に総ての宗教や国家や民族が入り融合を図る、
これが「起源意識」による統合方法です。(「自我」から解放されるための統合)

このような仕事は、本来ならば国連の仕事にもかかわらず、
国連も既に「自我」に制されている為に夢のまた夢と考えられます。

皆が同じ人である、世界は一つといいながら、何時までたっても一つになれないのは、上記のような具体的な政策を打ち出さないからです。
また仮にその必要性が分かっていても実行できない原因は、「自我」による国家所有にあり、やはり「自我」を解決するより手立てはありません。(「自我」の封じ込めには決定打が必要)

日本は宗教が異なろうが、思想が異なろうが、人種が違おうがそのようなことにはとらわれず楽しく仲良く暮らしています。
要は皆が楽しく仲良く暮らせる生活環境と文明のスタンダードを決定し、誰もがその恩恵を受けることが出来るようになっていることが重要なのです。(地球上での生命維持方法がテーマ) 世界の縮図は日本地図(地球国)?

人類には言葉があり

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