Universe State

あとがき

宇宙の森羅万象、そしてわたしたちの「母なる地球」と「自分」の存在意義は、
「起源意識(Crystal Spirit)」とは何か(自分は誰)」を
「起源意識」自身が問い、
「起源意識」としてどのように生き、
最終的にどのような人間(世の中・社会)を創ればよいかの答えを出すためであったことは疑う余地がなさそうです。

総ての人が「起源意識」であるが故に全体一体(ジグソーパズル)での完成が課題であり、一個人(パズルの1ピース)や特定集団(パズルの一部分)の完成だけでは「起源意識(ジグソーパズル)」の完成とは言えないのです。

即ち宇宙は「起源意識」としての完成の場であり、
「自我」としての完成の場ではないという事です。

21世紀に入り人類は優れた文明力を持ち、
地球規模に張りめぐらされたインターネット網により、
ほとんど同時に情報を共有することが出来るようになりました。
いわば「論ずるより産むが易し」という時代背景が整ったと言えます。

最終的には地球国を創って頂くという一個人では到底なし得ない夢のような壮大なプロジェクトです。
しかし、これをなす為にはまず各人がそれぞれの分野で「理想として人はどう生きれば良いか」の答えを出し、全体の中の1ピースとしての役割(各々のプロジェクト)を実践する事が大切です。

つまり人の為に実践している事を、素直に世の中に示す事から始めれば良いという事なのです。(実践例:究極の医療とは?究極の住宅とは?究極の水道のあり方とは?など総てにおける究極の理論と実践)

しかし、一個人や一集団や一組織だけで行うことは力量不足のはずです。

そこで、それぞれの活動展開を継続しながらも、志を同じくする人々と共にUniverse State(宇宙国)として、まとまって活動展開をする必要性があると思います。

即ち一個人(1ピース)や、一集団・一組織(1パート)が実践しているプロジェクトを、全体(ジグソーパズル)の中に組み込み、理想の国(地球国)のあり方として提言するという事です。
そしてその国が出来たときには、総ての理想が叶っているという仕組み作りが必要ではないかということです。(総合的方法論)

今まさに理想的なコミュニティUni‐Earth Cityを基盤にして地球国Uni‐Earthを造ることができれば、総ての人が「起源意識」として生まれ、「起源意識」として生きることを可能にする、最後の大きなチャンスが到来しています。

一旦「起源意識(人)」として目覚めれば、生きる目的は達成へと向かい始め一切の問題や矛盾や謎を解決することが可能となります。

また完成した人(「起源意識」)に総ての人が成ることが出来れば、理想社会を恒久的に存続させることも可能になります。

だからこそ可能な限り早くUni‐Earth Cityを、何処の国にも、何れの宗教にも囚われず、民族性に囚われる事も無く、人として暮らせる場として造り、人(「起源意識」)として生きることのスタンダード(生命維持の基盤整備)を示す必要があります。

これを示す事で世界中の国家や宗教や民族に拘束された既成概念は払拭され、広い宇宙の中で生命が息づき美しく青く輝く小さな地球という星の中で、人と人が仲良く出来る世界を創る重要な一歩を踏み出せます。

しかし重要な一歩を踏み出す前に、既存の林檎が腐る林檎箱を放置し林檎と林檎の木が腐るのを待つのか、または林檎箱を造り替え素晴らしい林檎が育つ林檎の木を育て、理想的な林檎箱を創り素敵な林檎たちと共に暮らすのかを、国家を動かす人々をはじめ世界中の人々がどちらを選択するのか真剣に問われるときが来ています。(重要な事は人の意識を替えられるかどうかにかかっている)
「人の意識」には二面性がある事は前述の通りで、一つは「良心(「起源意識」)」、一つは「邪心(「自我」)」です。

そこで総ての「起源意識」に地球国の建国の正否をもって本心を問う事にしたのです。
もしも大多数の人々にとって「邪心」が本当の自分の正体で、ここに至ってなお和の世界へ向けて具体的に踏み出す事をせずにいるならば、何度創っても必ず滅びる終末がやってくる為、二度と宇宙を創造する必要はないでしょう。
しかし「良心」が本当の自分の正体ならば「邪心」と決別できるはずです。


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