Uni-Earth Project

U.具体的な解決方法

そこで二つの原因を同時に解決する為には、矛盾の無い理想的な社会構造の
提案と正常な精神性を取り戻し、これを維持できる生活環境の提案の二つの提
案が必要になります。

そこで解決の鍵をまとめますと次のようになります。

@ 資本主義に替わる、争う必要のない次世代の理想的な主義とは何か
A 市場経済に替わる、地球環境の保全ができる経済システムとは何か
B 拝金思想から脱するためには、税金とお金はどうあるべきなのか
C 「自我」形成を極力抑止する、生活環境とはどのような環境なのか

以上の四項目が具体的な解決の鍵になります。

しかし、これらを提案し社会を替えることは、今までの生活様式や慣習など全てを変えることになり、並大抵のことでは受け入れられないことが予想されます。
が、しかしこのまま手を拱いていたのでは、地球をアテネやヒロシマのように廃墟にしてしまい、人類はやがて滅亡することになりかねません。

現にこの予測を裏付けるかのように、
「不都合な真実(アル・ゴア前アメリカ副大統領が半生を捧げて伝える地球環境破壊の現状)」というドキュメンタリー映画が放映されました。(地球環境破壊と温暖化の現状を描いた映画)

「不都合な真実」という映画のタイトルにあるように、現在の社会構造で恩恵を受けている人や変化を嫌う人々や現状に満足している人々にとって、地球環境の 悪化防止という大義名分で生活変化を強いられることは、確かに大変不都合であるに違いありません。(特に「自我」は大きな変化を好みません)

しかし、幾ら不都合であっても地球環境が今後さらに悪化し、地球環境破壊に伴う生命維持活動(生きること)の終焉(おわり)に遭遇する不都合(苦痛)の方が、誰にとっても最も好ましくなく不都合であるはずです。

現在人々は地球を壊せば誰もが生き残れないことを知っていても止められない精神状態「自我」となっていることは前項でご説明致しましたが、「自我」を克服しない限り破滅の解決は出来ません。(類のままで終焉)

近年の生活環境は、映画はもとよりニュースや実生活の中で誰もが日常的に、地球温暖化や自然環境の悪化や人の精神性の崩壊を感じることができるようになりました。
しかし、より身近な問題になってきているにもかかわらず、

「変わることができない」 これこそが本当の不都合(破滅)を生みます。

だからこそ早く対処しなければならないのです。

地球は親から譲り受けた訳ではなく、子供達から預かっているだけなのですから、
子供達が安全に安心して暮らせる星として、子供達に預けていくことが大人の責務だと思います。
だからこそ現在の資本主義と市場経済と拝金思想からなる腐った林檎箱(自我社会)を、次世代に通用する理想的で矛盾のない「新たな主義」と、「経済システ ム」と、「税金とお金」のあり方の提案と、「自我」形成を極力抑止できる新しい林檎箱(起源意識社会)へと実際に造り変える必要があるのです。

次へ V.次世代を創造する新社会システム


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