Uni-Earth Project
X. ユニアースシティ構築のプロジェクト概要

3. 農業のプロジェクト
(完全自然農法とバイオテクノロジーの融合)

食育は健康な身体と精神性を育む基本です。(肉体と精神の確立必要条件)

日本では有機農法推進法として政府が奨励し、有機農法や自然農法が当たり前のこととなりつつあります。
しかし、減農薬や低農薬という米も含まれ本物と呼ぶにはお粗末な物もあります。

問題は本物の米作りには、田んぼの水を微妙に調整する必要がありますが、
日本では冬期に田んぼに水を張ることが殆どできない所にあります。(水利権の弊害)

しかし、もしこれが可能になれば冬期湛水水田(冬の水田に水を張る=冬水田んぼ)を作ることで、良い米作りと自然環境保護と環境の正常化という大きな二つの役目を果たすことができるようになります。

冬期湛水水田の利点は、肥料を田んぼの中の微生物やイトミミズや野鳥の糞等でまかなうことができる点にあります。
また冬に水を張った水田は大気中の炭酸ガスを吸い酸素を供給するため、ビオトープの役割を果たします。

つまり健康に良いお米を食べながら、地球を護る役割をしてもらうことができるのです。
例えば琵琶湖や浜名湖や河川の水等を田んぼに入れ、田んぼの微生物で水を浄化しながら二酸化炭素を削減することも可能です。(ローテクな改善方法)

ユニアースシティが推奨する代表的な農法は、
滋賀県の「農事組合法人ネイチャージャパン」
仲岸希久男氏の「自然耕のコメ」
東京都の「NPO 法人メダカのがっこう」中村陽子氏が行なっている不耕起農法や、
宮城県の岩渕成紀氏の冬田んぼに水を張り(冬水田んぼ)
野鳥や微生物の生態系を農業に活用する「NPO 法人田んぼ」などがあります。

中でも京都大学農学部出身の堆肥研究家である深田修三氏による有機廃棄物を原料に、短期間(12 日)で微生物培養活性水の原料となる「蒸留水」と発酵状態の優れた「熟成土壌」を同時に生産できるという、
今後大いに期待できるバイオマス農業などがあります。(農林水産省バイオマス・ニッポン構想に則す)


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