Uni-Earth Project
X. ユニアースシティ構築のプロジェクト概要

6. 飲料水と生活雑排水処理プロジェクト
(安全で美味しい水の作り方)

既存の上水道は発がん性の問題が指摘されている塩素を入れない安全な水の供給ができていないことと、下水道は巨大都市部において処理能力を超える量の雑排水でオーバーロード状態に陥り、今後十分な処理ができないままの汚水が河川や海に排水されることが予測されます。
そこで新たに創るユニアースシティは、原則として既存の上下水道には接続しないことを考慮する必要があると思います。

そこで新たな上下水道を整備する必要性がでてきます。

1.
飲料水は井戸水や湧き水、河川の水を信州大学繊維学部中本信忠教授提唱の緩速濾過(生物浄化)で確保すれば、安全で美味しい水を誰もが安価で簡単に作ることができます。

この濾過施設は、なにも新しく作る訳ではなく、明治時代から昭和初期の日本各地に1万カ所に及ぶ緩速濾過を用いた水道施設が作られていて、システムを元に 戻せば良いだけなのです。ところがこれにも上下水道利権があるため簡単にできることではないのです。ここでも経済特区という形式を採らざるを得ない要素が あります。

2.
雑排水の処理は
@一般家庭と、
Aシティホールの二つに分れます。

@ の一般家庭は、バイオタンクで処理し、堆肥にすることで家庭からの生活雑排水を完全に無くすることができます。

A のシティホールは、多人数で利用するトイレや浴場、ランドリーや食堂を備えることから、東京都が採用している高速処理機を使い高速処理水を作り、シティ ホールや農業で再利用します。(東京都のように河口に処理施設を設けたのでは、せっかく飲料水として用いることができる水ができても、有効な利用方法が無 いばかりか、仮に海に流せば海で採れる水産資源を台無しにしてしまいます。そこで、この技術を上流水域で使うことができれば綺麗な水によって湖や河川を再 生することができます)

これらのシステムを作ることで一般家庭よりの雑排水を完全に無くし、
シティホールの雑排水も完全に無くすことができ、
自然環境の回復と保護に大いに役立つと考えられます。


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