Uni-Earth Project
X. ユニアースシティ構築のプロジェクト概要

12. ユニアースシティのルール

@ 命を最も貴ぶ。
人の生き様が一切を決定しています。
その為、生きとし生けるもの総ての生命を公とし、公の法則に則った上での個人の自由が尊厳される自由公生主義(共生主義を彷彿する全方向互助の精神)を理想とします。

A ユニアースシティ内は税金に変わり労働と奉仕、
お金に変わるのが
相互互助とします(財布レス社会)。

B 物(家・車・自転車・農地など、但し人体は除外する)は、
全てユニアースシティの物として、総ての人で共用すること。(我欲の抑止)

C お金や税金の必要があるうちは、ユニアースシティの運営費(シティ外からの購入費等)を十分にまかなうことが出来る産業を有することが大切です。(シティ 内へ市場経済と資本主義と拝金思想を持ち込まないためにも、運営費以外の収益は赤字財政の補填や寄付金または海外の支援金として使用)

D ユニアースシティの市政はコンピュターシステム(管理・運営)で行われ、
市政は誰にでも簡単に理解できるようになっていること。

即ち一人一人が公平に扱われているか否か、
そして市政の財政や政策達成度などのチェックを誰でもいつでも確認できることがとても大切なのです。

従ってユニアースシティでは、言わば総ての人が何らかの生産性を持つ公務員と同様であり、身分や階層が生まれる生活環境ではありません。

しかし、これに反して日本国が総ての民営化政策を行えば、
公という概念を失い、「我欲」の根源となる「自我・エゴ」を増殖させる結果となり、
国家がどうなるのかはいうまでもないことだと思います。
ゆえに「我欲」が働かない社会構造をシステムとして作ることが必要なのです。

以上を踏まえると、日常的にみられる駐車違反や飲酒運転を教育や法律で防止することが至難であるように、規則や法律を守らせる為の教育や教習などの方法論 ではなく、初めから人に守らせる為の規則や法律など、極力必要としない社会構造を確立することが理想ではないかと思います。(常識をシステム化する必要 性)

過去の日本はファッションセンスの統合(ブランド嗜好ではない部分での融合)で、
嫉妬防止の文化を形成していました。(出る釘は打たれる)

すなわち旅館やホテルにある浴衣や草履などは、
体型が多少異なっていても誰もが共用できる文化です。(和の文化)

今こそ和の文化の利点を見直す時が来ているのではないかと思います。

いわばユニアースシティを造る必然性は、物事の判断がつくにも関わらず、
実践できない精神状態(「自我」の過剰発達)に陥る矛盾を解決することにあります。(言動を合致させる)

前述しましたが、全てを民営化すれば公という概念は失われ、
究極の無秩序競争社会へと移行し「自我」は急速な発達を遂げることになります。

また全てを公共化すれば公という概念の下で「自我」を消退させることができるということです。(「自我」の始末をする具体的な方法)

但し公ということは、中国共産党のように特権階級が存在するような公では本物とは言い難いと思います。
ユニアースシティはこの問題を解決する方法として、
政治や経済、教育や金融などをシステム化し、
コンピューターの管理下で公平な生活をすることを推奨させて頂いています。(ロボットカーによる自動運転の車社会のように、ルールをコンピューターに守らせてシステム運用する)

そして、コンピューターシステムを作った人達も含め、
総ての人が同一条件で暮らす社会にすることが理想だと思います。

また、公平という考え方を妨げてきた「自我」の抑制方法の特効薬とも言える、物の共用という考え方も重要になります。
よってユニアースシティのネットワークが完成した時には、現在抱えている殆どの問題の解決ができると思います。

それ故に思想と宗教が唱える理想は、ユニアースシティという形で具現化され、公的な地域社会(市町村や国家)として、誰もが理想的な日常生活の営みができるようになることで達成されると思われます。

次の課題はユニアースシティへの入植条件と入植する順番です。


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