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Ⅱ.自由公生主義(人として仲良く生きる考え方)
資本主義社会は、略奪が基盤にあるため争いが絶える事はありません。

資本主義ではより多くの資本を稼ぐ事と、資本力から生まれる特権意識による人との差別化を助長する傾向があります。
(優劣差別型で生産効率、利益率、経営力などに重点が置かれる)

資本主義社会では幾ら詭弁を弄しようが、
いずれは究極の不公平社会にならざるを得ません。
そして他人と違いがあればあるほど奪い合いは激しくなり、
何時まで経っても争いが絶えることのない戦争主義といえます。

従って資本主義であり続けることは、戦争を無くし、貧困や飢餓や病気で困窮している人々の救済を速やかに行う事や、人としての公平を中心とした理想的な平和社会は作れません。(不公平分離型で教育費や医療費や福祉費がカットされていく原因)

そこでこれに替わる次世代の理想的な主義として提案するのは
自由公生主義
です。

自由公生主義は公の下(開示された社会)で法と秩序を守る中、
仕事と責任を分担し、個々の自由を尊重し、物と利権の共用と、情報と責務を共有し、安定した生命維持活動と自由で公平な平和社会を創る平和主義といえます。(公平一体型で生活、医療、福祉、教育などに重点を置く)

また自由公生主義における自由とは、
法律やマナーを守り、各人が備え持つ「人に役立つ才能(天性・本当にやりたい事)」を存分に発揮できる事を言います。

そして公生とは、共用する物や権利に差が無く人として同等である事を言います。

自由公生主義は支配階層の存在や身分の高低が無いこと、
永遠に物を生産し続けることが無いことや、
お金を得るための強制的な労働がないことなど、過去の共産主義とはまったく異なり、本質的に公平な社会の下で力を合わせ人として如何に楽しく生きるかをテーマとします。
*本来ならば公平ではなく、公明がより相応しいのですが、
日本の政治政党の名前として使用されているため本文では公平を用いています。


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Ⅲ.学問と宗教は人として生きるための礎(理想社会の創造)


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