Universe State
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Ⅹ.一切は創造する意図(命の集合エネルギー)が生む
ジョン・ホイラーの遅延選択実験やロジャー・ペンローズの量子脳理論など、量子力学の実験及び人体解剖による機能の解明により、物質は人の意識によって性質(成分ではなくあり方)を変えることが解ってきました。

つまり人の意図と量子力学は切り離して考えることは出来ず、
宇宙が物質で出来ている以上、幾ら宇宙が無限で広大なものであろうとも人の集合的意図によって変化せざるを得ないと考えられます。

これを拡大解釈した時、宇宙が生まれる根源的現象(ビッグバン又は量子的揺らぎ)は、人体の中と外にいるエネルギー体の集合エネルギー(融合有意識・∞)から発せられた創造の意図(何らかのエネルギー)と考えられます。
(日の元・日の本である「自分は誰?」の解答を出す国、日本)

目に見えない小さな素粒子が充満した泥海状または砂状の量子塊から宇宙空間は出来ていて、創造の意図によって模られ物質化すると・・・・・

以上より考察できることは、わたしたちの正体は人体(物質)ではないということです。

人体は物質で出来ていて、その能力には限りがあります。
しかし、人体も物質である限り、人の意図の影響を受け、常識では考えられないような能力を発揮することがあります。

例えば超能力(透視・物質化現象)や火事場の馬鹿力などは好例といえます。

また「人体(物質)」と「自己(エネルギー体)」の違いを示唆する実験(日本の通商産業省工学技術院生命工学工業技術研究所)として、致死量の麻酔薬を注射し電子天秤に乗せたマウスが死んだ瞬間に、最大で200μg最低で7μgの体重減少が見られ、E=MC2 の法則から考察すると、生体内に質量を持った何らかの「エネルギー体」の存在が確認されたことを挙げることが出来ると思います。

この現象は既に人体でも40g程度の体重減少が確認されており、何らかの「エネルギー体」こそが「自己」の存在そのものであり、「自己」が生体内に入った状態と生体から外へ出た状態が体重の差として現れていると考えられるのです。

つまり人体は、「人(ヒト)・自分」の乗り物と考えたほうが妥当といえます。

人体への搭乗手続きは、「エネルギー体(己)」への命名です。
「エネルギー体」は命名によって個人名(名前=自)へと変換され、
繰り返し名前の呼び掛けをされることで、エネルギー体は音声(音波・振動数)に代えられ人体の脳の中へ転写(入り込む・搭乗)されると考えられます。(己+自=自己)

ですから狼や猿に育てられたり、乳児期に軟禁状態で食べ物しか与えられず、
名の呼び掛けがないとエネルギー体が入り込めないため、
育ての親である狼や猿と同然になったり、人との会話が成り立たない状態になります。(13世紀イタリアのフレデリックⅡ世による人体実験・インドのアマラとカマラ・アメリカのジェニーなど)

一方「エネルギー体」には「個人の氏名」の他に、
「神仏の名前」や「サムシンググレイト」、「人」や「命」、「霊」や「魂」など、限りがないほどの命名がなされているために、自己の起源(神仏や魂との関係性)を忘れ、自分と他人、宗旨宗派などに分裂して派閥争いが続いています。(起源を外に見ている)

自分の存在も「神仏」も「サムシンググレート」もこれら総て元は一つであり、
元が分裂した状態で存在していることに気付かないように仕組まれています。(岩戸の扉が閉じられたという錯覚に陥る:盲者)

以上のことを踏まえて臨死体験や前世の記憶を語る人の存在、多重人格(一つの人体に沢山の人が相乗り)や体外離脱(自己が人体から離脱・幽体離脱など)、臓器移植による性格や嗜好性の激変などを考察すると、
「人体」と「自己」の違いが明確になれば説明は容易になるはずです。(「魂」が留まる場所=身体)

日本では生命せいめいを二つの生いのちと命いのちで表現しますが、
「生体」という目に見える「物体(器うつわ)の生いのち」と、
「命」という目にみえない何らかの「エネルギー体(人・自己)である命いのち」と、
二つあることを示唆していると考えられます。

生(人体)の誕生は、卵子と精子が結合して子宮に着床(定着)し
「人体」の形成が始まります。
命(己)の誕生は、命と名が結合して脳に定着(着床)し「自己」の形成が始まります。(個人名「命名」は自分と出会う為の鍵)

従って死も二つあり、一つは物体である「人体(生)」の死であり、
もう一つはエネルギー体の「命(自己)」の死になります。

しかし、命の源の一部である「自己」の死は、ありえません。
「命(エネルギー体)」は人体を離れる(抜け出す)だけであり、
その存在は永久不滅なのです。

即ち宇宙の始まりは、総てのエネルギー体の集合体となる「人」や「命」、
「魂」や「サムシンググレイト」など、どれも同じですが、
宇宙創造の起源となる、大いなる融合意識(以下この融合意識の総称を起源意識Crystal Spirit・己と呼ぶ)にあり、宇宙を創造した大なるエネルギー体「起源意識(実能)」が、宇宙を生み、地球を造り、地上に人体(実体)を設け、小さな脳内に命名(命を名に転換し分散化=人類)によって、人体に入り込んでいるということになります。(哲学用語の「実体」の意味)

宇宙を創造する前の「起源意識」は、輪廻転生というサイクルが出来る以前の根源的な存在であり万物と万有の根本となります。

「起源意識」にしてみれば自分の中に宇宙が在る事になり、宇宙自体が「起源意識」の中で物質化して浮かんでいる状態です。

つまり「起源意識」の中だけに宇宙は存在し、
「起源意識」自らが完成できるように宇宙は総ての条件に満たされ、
解放系のようで閉鎖系であり自己自充足しています。(宇宙は「起源意識」そのもの)
その中に創った人体の中に「起源意識」自身が「名前」を用い分散して入り込んでいるため、宇宙の起源は完全に見えない状態になっているのです。(探査不能)

これは、大なるものの中に小があり、小なるものの中全てに大なる要素が含まれる、量子力学の局所存在性原理の根源的現象(この現象がなければ量子力学すら学べない)となることを疑う余地は無いと思われます。

また宇宙には宇宙定数という数的な法則性があり、
何らかの意図(「起源意識」の意図的な知的創造:インテリジェント・デザイン=ID)が関与している事が窺えます。

つまり宇宙は偶然出来たとは考えにくいのです。

この世界には宇宙に限らず総てに一定の数的な法則性を見いだす事が出来、
例えばDNAのトリプレットと易の三象にみられる記号配列の共通法則、
血圧や脈拍数や大気圧や海の波の周期などがあります。

(わたしたち一人一人には住所という位置(配列)がありその中で生活しています。
これと同様にDNAのトリプレットであるAGTCにも位置(配列)があります。
つまりこの二つには共通項があると考えられ、現住所に住んで居る理由と、
同様の理由がDNAのトリプレットの位置(配列)にもあるのではないかということです。
しかしこの共通項に対する理由を解明する事は学問では不可能であり、
これがインテリジェント・デザイン解明の限界であると共に、
学問では真理が解けない理由であると考えられるのです。

インテリジェント・デザイン(ID)を通して解る事は、必ず
「数」と「法則」が使われていることです。

即ち森羅万象全ては、むやみやたらには創られていないことと、
何らかの知的な創造意図が働いているという事です。

これと同様に人類も、物(ビル・橋・トンネル・化学薬品)を造る時には必ず計画を立て、創造する意図を設計図や化学式などに置き換え表現し、「数」や「法則」で出来た設計図を基に具現化(建設や製剤など物を作っている)しています。

この行為こそが、まさに創造する意図を、「名」をもって表現し、「物」を用いて具現化していることなのです。(創造行為)

普通の建造物ならばいざ知らず、東京タワーのような高層建造物にエレベーターと展望室を備え、アンテナを立て、そこからは目に見えない電波を数メガヘルツ(数)に分割し、チャンネル(数)を設け発信し、どれほどの地震に耐える事が出来るかなどを予測する事など、宇宙に浮かぶ地球と同様、偶然に出来る代物ではありません。

「数」を含む「名」を使いこなせることこそが、先の宇宙定数をあみ出し宇宙を創造している、「起源意識」のみに備わっている機能なのです。
これは学問ではなく当たり前の事です。
(数字・言葉・文字・記号・手話などを総称して「名」という)

つまり信じがたいことですが、
宇宙の起源(宇宙が出てきた元・創造の意図の発信源=「起源意識」=インテリジェント・デザイナー)は、人体の中に分散した状態で存在している
ということになるのです。

一個人であっても「起源意識」の一部ですので、
たった一人の意図にでも量子は反応してしまうのです。

日本では本人のことを「自分」と呼び、
「自」らが「分」かれたと書くことで「起源意識」より分かれた事を示唆していると考えられます。

また「名」の「前」を尋ねられても「自分の名前」を告げるのが一般的ですが、
これは誤りになります。
「名」になる「前」なので「起源意識(表現できない存在)」と答えれば正解になります。
この内容が意味不明の方は、「人体」と「自己」とが融合した状態なので解り辛いと思います。

従って「自分」というのは「起源意識(一切の束縛を受けない開放状態:記号はΩオメガ)」の内の一つである「自己(人体の中へ命名によって入り、人体の中で囲われた状態:記号はαアルファー)」です。これが「自分は誰?」の解答になります。

「起源意識Ω」が「自己α」を形成し、再び「起源意識Ω」に戻るサイクルを「命の無限活動∞」と呼びます。(生死・輪廻転生)

そこでまとめますと、宇宙を創った「起源意識」そのものが「人体」の中へ「命名(名付け)」により分散(自分)して入り、気付いた時には田中○○、鈴木○○となり、両名は「人間」だと教えられ「人間」になっているだけなのです。

だからこそ、田中○○や鈴木○○でもないし、「人間」でもないので、「自分は誰?」という問い、即ち「起源意識」の問いが出てきてしまうのです。

「自分は誰?」という問いの答えは、自分自身が田中○○君でも鈴木○○さんでもないという答えに行き着くからこそ、「起源意識」であるという答えに導かれて行くのです。(○○君や○○さんが「起源意識」ではないところがポイント)

ですから日本の辞書で、誕生日の「誕」という字を調べると「うそ、いつわる」などと書かれており、自ら(一個人)が生まれたことが偽りであり、「起源意識」が生まれた事(真理)に気付くように促しているかのようです。(人体が生まれたとも言える)

しかもこの問いは一個人の問いではなく、「起源意識」本人の問いであるからこそ、一人ではそう易々とは答えが出せないといえるのではないでしょうか。

また目に見える証拠もありませんし、「起源意識」自体が表現できる範疇にはありません。表現できる以前であり、「モノ」と「ナ」の前に相当するため、「あるけどない、ないけどある」の世界になってしまいます。

以上の事より、「起源意識」と「自己」の存在は物質ではないことと、
「起源意識とは何?」、「自分は誰?」という問いは同一の問いであることを見いだす事が出来ました。

60兆個の細胞から成る人体は見えても、一個の細胞は肉眼では見えません。

これに対して世界人口である60数億一人一人の人体は肉眼で見えても、
人体に入っている姿なき正体は一つとして目では見えないのです。
(人体は鏡に映るが自分は映っていない)

だからこそ「自分とは何」という答えを求めれば求めるほど、
哲学的であり、宗教的であり、神秘的で複雑な怪しい世界になってしまうのです。(オカルト的)

わたしたちは今日、自分が居るという前提で行動しています。
しかし、本来は「起源意識」そのものの一部であるが故に、
「起源意識」として生きない限り、人生において謎や矛盾や問題が山積みになり最終的には行き詰まってしまうのです。

また、「人間」を日本の辞典で調べると、「世の中、世間」などと書かれているところからすると、どうやら、わたしたちは「人間」ではないようです。

宇宙の始まる以前(起源意識の世界=Ωオメガ・ワールド)を礎として、
「世の中や世間」(人間)を創るのは「起源意識」としての責務であるということです。

つまりわたしたちは社会(人間)構造を作る側なのです。


「物質」や「名(言葉・文字・数・記号・名前など)」の前に「はじめ」があります。
「宇宙の起源」となる「はじめ(起源意識の世界)」には、日常目にしている人体(物)も無いので、差別を生む目の色や髪の毛の色、肌の色など身体的特徴もありません。
また名前(名)も無いので区別もありません。(公平な世界であることが当然=はじめの国=天界)
区別と差別は「起源意識とは何(自分は誰)」を問うために、
自分の存在を徹底的に分からなくするために採用した方法であり、
皮膚の色や話す言葉や体型などを変える事で違いを付けた結果なのです。

わたしたち一人ひとりは、元々全体一体で機能している「起源意識の一部分」だからこそ全体一体で機能できる社会を創り、「起源意識」として生きる事が理にかなっているのです。
これが新しく創られるべき国の根本理念であり、理想社会を創らずをえない根源的な理由なのです。(起源意識として一つになって暮らす)即ち総ての人が「起源意識の一部=自分」ということは、一人が奴隷ならばすべての人が奴隷、一人が王ならば総ての人が王として扱われる世界を当たり前とするしかないのです。(人=起源意識としての精神性を整え、起源意識としての完成を目指す)

また一人だけ「起源意識」に戻ったつもりであっても、全体が「起源意識」に戻らない限りは、「起源意識」としての誠の潜在能力は発揮されないのです。(これが人の子である所以であり、「起源意識(人)」の下に融合する)

人体の中で心臓は1年中一時も休まず働いていますが、
毛髪は風に揺られて何もしていないように見えます。

しかし毛髪には、人体に溜まった重金属類を排泄するという重要な役割を担っています。

即ち人も同様で遊んでいるようにしか見えない人でも、自由公平で衣食住に満たされ健やかに全体一体で生きられる社会、Uni‐Earth Cityが出来た時、個々が備える重要な役割(天性・天命)を担えるようになるということです。

元は一個の受精卵が、やがて60兆の細胞に分裂して人体に成るのと同様に、
元は全体一体で一つであった「起源意識」が60数億人に分裂して
人類の世界を形成しているのと同じことです。(全体一体)

しかし、人体ではあらゆる細胞や臓器が一体となって機能しているのに対して、
人類の世界では各自の思惑で行動(機能)しています。
これを頭と胴体、手と足を個人に例えるならば、
頭君や胴体君、手君や足君がバラバラで動いている状態です。いわば
脳(「起源意識」)の指令が聞こえない状態なので、手足(個人個人)がどのように行動すればよいかが分からないということです。(狂った操り人形)

これでは一人ひとりが担う重要な才能(天性)を発揮できないまま生まれて、
逝く状態の繰り返しです。(生まれる前も、生まれてからも、死んでも尚暗い状態)

有史以来、人は地球を一つの単位とみなして理想社会(理想的人間)を実現したことはありません。
これは地球を、「起源意識」としての才能が発揮できる社会として創り、
生きている目的やゴールの達成が出来るようにしてこなかったためなのです。

だからこそ理想社会Uni‐Earth Cityを創り世界の融合を促し、
全体(総ての人・地球全域)が使命(天命)をまっとうできる社会に作り替える必要があるのです。

それには如何にして総ての人を、「起源意識」として目覚めて頂くことが出来るかが最大の課題です。

人の精神性(魂)を立て替える
(入れ替えるのではなく、「起源意識」であることに気付き、「起源意識」として大地に根を下ろし、立ち上がり、「起源意識」として磨きをかける)からこそ、Uni‐Earth Cityを創ることができるのですから・・・

それでは次項では具体的な立て替えの方法について述べさせていただきます。


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Ⅺ.「自己(林檎)」+「我己(林檎に付く害虫)」=「自我(虫食いの
林檎)」(害虫の駆除機能と防虫効果を持つ林檎箱を創る)




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