Universe State

XV. Making of Uni‐Earth
(地球国建国へ向けて)

新たなる創造のためには、初めに理想の定義(例:共用を基盤として、飢餓や貧困や病気、環境破壊や戦争や犯罪が無く平和で、総ての人が自由公平で仲良く幸せに暮らせる生活環境がシステムとして作られ整備された国)を作成します。

地球規模での統合を目指す場合、地球は狭いようで広く、
お互いが地域的にも歴史的にも文化的にも生活様式や思考が全く異なる民族の集合体である事を踏まえ、可能な限り国家や宗教や民族が唱える論説や思想的な部分は参考にしても、それ自体に入ることや、過去の歴史に触れる事は避けることが賢明です。

あくまでも基本は、地球に住む「人として生きる」ための生命維持に重点を置いた生活文明(システム化されたライフラインやインフラなど)のスタンダードを決定することが鍵です。
また新たな原理を設定する際、今日までの常識や既成概念が正しければ、
世の中はこのような状況には至っていないはずであり、
これらにこだわっていたのでは本質的な立て替えなど到底出来ません。

例えば初期段階(early stage)では、いわゆる理想社会に関する理論の構築です。

つまり理想社会を小さなモデル的コミュニティ(Uni‐EarthCity=理想社会が実現している生活空間)として造れるように、生活文明のスタンダードに基づいた物質的条件設定を行い、これを世界の地域性や気候風土に合わせて改良し、理想的な生活空間として提案することにあります。

また精神的条件設定としては国家や宗教や民族が理想とできる社会構造(政治・経済・教育・税金・お金などのあり方)のスタンダードを提案します。

中間段階(middle stage)では、提案に基づき理想社会を実際に造ることが必要です。
スケール的には小さくても、理想社会をモデル的コミュニティ(Uni‐Earth City)として造り、見て体験することで理想を単なる理想として終わらせるのではなく、実際に達成できることを世界に向けて発信することが必要です。

具体的には提案に基づくUni‐Earth Cityを生活特区として日本に造り、
人々が実際に生活することで理想的な生活空間のあり方(人として生きることの実践)を、世界へ向けてアピールします。
その時、世界中がこれを理想社会と認めれば、人として生きることに対する共感(共通認識)が芽生え融合(意識の統合)することが出来ると思います。(本物を目指すならばUni‐EarthCityを造り、その中で手本を示す事が一番ですが、Uni‐EarthCityと基本システムが同じであるならば、コミュニティの名前を変えてランダムに造り始めてもよいのです)

これが実現すれば、人類が目指す世界の融合に向けて物質的な国境は外れ、精神的にはNHKサイエンス・スペシャルで人体小宇宙と例えられた ように、個々の頭の中で分裂して形成されてきた小宇宙(自分・自己・人間の意識)が、まさに地球(国家・宗教・民族意識)という小さな枠を超えた大きな宇宙(人としての連帯感)の中で連邦(Uni‐EarthCityのネットワーク=Universe State)として繋がることが出来ます。

Uni‐Earth(地球レベル)から
Universe (宇宙レベル)へ、

地球という小さな次元から宇宙という大きな次元へと、
個々が意識レベルを向上することで、実際に宇宙に浮かぶ小さな惑星としての地球を意識できれば、せめて小さな地球の中だけでも仲良く楽しく暮らしたいと考えられるようになると思います。

これがいわゆる人「起源意識」としての精神面での完成へ向かうスタートとなります。

最終段階(last stage)では、Uni‐Earth Cityを世界中へ拡大することで、
Uni‐Earth Cityの機能は本領を発揮します。

例えば開発途上国や朝鮮民主主義人民共和国、
アフガニスタンやイラク、パキスタンやアフリカなどに国際支援活動の一環として、
お金や物資での支援のみならず、日本のJICAや国連のHABITATなどによって積み重ねられた経験と技術に基づき、国際協力の下で立地条件に適したUni‐Earth Cityを造り、本物の国際貢献を行うことが必要であると思います。(国際協調と協力が必要=総てが協調と共鳴=同調)

これらの国々の住民と共に理想的なUni‐Earth Cityを造ることで、
地元の人々自身がUni‐Earth Cityの造り方と、
システムの維持管理と運営方法を習得し、必要充分な衣食住をまかなうことができるようになり、飢餓や貧困や差別が本当にない生活環境を造れます。

またこれによって

続き


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